風味の特徴
モンスーン・コーヒーならではの、一度嗅ぐと忘れられない熟成された個性的な香りがあります。角のないまろやかな風味とこっくりとした甘い口当たり、心地のよいやわらかな苦味とさわやかな後味が魅力です。
生産地情報
- 原産国:インド
- 地域:南インド、チクマンガロール、クールグ、マンガロール(Chikmangalur/Coorg/Mangalore)
- 生産者:ガナパティエステート、シャラダエステート(Sharada Estate, Ganapaty Estate)
- 品種:Arabica-S795,Cauvery, SLN9
- 標高:1300-1450メートル
- 精選:Dry processed & Monsooning
- カッピングノート:カルダモン、スパイス、フルボディ、マイルドアシディティ、スムース、シルキー&ミルキーマウスフィール、チョコレート、カカオロングアフターテイスト
商品情報
- 内容量:
- 175g: ジッパー付き袋 (画像1枚目)
- 500g: 500g袋 1パック (画像2枚目)
- 1500g: 500g袋 3パック
- 焙煎度: 深煎り
- 原産国: インド
- 賞味期限: 3ヶ月
特徴
インドの黄金のコーヒー、モンスーンド・マラバール。
黄金色とたとえられる明るい黄色の生豆、特有の熟成された香りが印象的な、インドの「黄金のコーヒー」で、粒の大きなAAサイズです。
モンスーン・マラバール(モンスーンド・マラバール)と呼ばれるコーヒーのプロセス、「モンスーニング」や「モンスーンド」は、ナチュラルプロセスのアラビカ生豆をモンスーンの時期に3-4か月に渡って丁寧にかき混ぜ続けることで、生豆が均一に水分を含んで大きく膨張するプロセスです。
その後、風通しのよい荒く縫われた麻袋に詰めなおし、前後左右に風が通る空間を確保して4段ほどに積まれます。
そのまま14−16週、時々中身を入れ替えて、積みなおしながら余分な水分を抜く調整と熟成期間(エイジング)を設けます。
18世紀から19世紀頃に長い航海を経てインドからヨーロッパへ運ばれていたコーヒーの生豆が、その間に湿気によって変色し独特の風味を得たことがきっかけで、インドの黄金のコーヒーとしてヨーロッパで人気となりました。
当時のような長い航海が不要となった現代でも、長い航海の代わりにモンスーニングと呼ばれるプロセスを経ることで、広く愛され続けたモンスーンド・マラバール特有の他にはない風味が守られています。
その後、カップ検査を経て研磨機での最終工程に移ります。この研磨工程を経る事で「黄金コーヒー」と呼ばれる所以である豆表面がつやつやとした金色に生まれ変わります。